明けない夜はないが書けない夜はある(ブログを書けない大全(仮))
「明けない夜はない」や「止まない雨はない」というセリフ、どこかで聞いたこと、ありせんか?
ドラマの主人公が、絶望的なシチュエーションで語りかける、希望に満ちた言葉です。
一方、似て非なるのが「書けない夜はある」
まさに昨夜のぼくでした。
おはようございます。ブログを書けないマーケター河原塚です。
正確には、ブログを書き続けられない、ですね。
今回は、書けない理由を深堀りして、どんな対策ができるか、考えてみます。
題して「ブログが書けない大全」(大全が流行ってるので便乗します!)
何を書くか、決まらない(材料はある)
ネタはあるんです。
でも、それをどう仕上げるか、決まらない。
料理で言えば、料理の材料はあるけど、どんな料理を作るか、決まらない。
仕事で言えば、アイデアしかないのに、企画ができたと勘違いしている状態(誰とはいいませんが…)。お客さん好みに、美味しく仕上げるのが一番大変なのに…。
昨日の場合、職場のメンバーへの「問いかけ」を聞いた体験がネタです。
marketing.hatenablog.com
何を書くか、決める(ネタをメッセージに変える)
次にブログを書ける状態にするには、「ネタからメッセージに変換」しなくてはなりません。
メッセージとは、その投稿を通して伝えたいことです。
昨日の記事の場合、複数の選択肢がありました。
- ズバッと斬りこむ「問いかけ」ってあるもんだ(感心)
- 自分が何を知っているか、自らを省みよう(反省)
- 「問いかけ」で時間を効率的に使える(誠実)
ここを決めずに、書き出してしまったのが失敗の最大の要因です。
サイボウズの藤村さんのTweet「タイトルが決められないのは、たいていの場合メッセージが定まっていない時だったりする。」
サイボウズのオウンドメディア【サイボウズ式】の編集長、藤村さんも指摘してました。
原稿を作る時、編集する時にタイトルから決めたほうがいい理由はこれ。伝えるべきメッセージが明確だと、自然と原稿もそれを伝えるための構成に編集していかざるを得なくなる。タイトルが決められないのは、たいていの場合メッセージが定まっていない時だったりする。 https://t.co/Mj3NcaChkG
— Yoshimitsu Fujimura (@saicolobe) 2018年5月19日
メッセージを支える情報を洗い出す(脳内会議)
メッセージが決まれば、それを補うための情報を集め、選択します。
具体的には、ネタをもとに「発散」させてから、情報を「収束」していくプロセスを自分の脳の中で行います。
発散では、まさにブレインストーミングで、思いついたキーワードや一文を書き出します。
収束では、実際に何を書くか書かないか、どういう順番にするか、取捨選択していきます。
しかし昨日はメッセージを決めずに発散し、収束できずに苦しみました。
何を伝えたいか、決まっていないので、取捨選択の基準がありません。
やむを得ず、メッセージの決定に遡り、3の「「問いかけ」で時間を効率的に使える(誠実)」を選ぶことで、文章に盛り込む内容を絞り込めました。
ようやく文章を書き始められる状態になって、ホッとしました。
ぼくの迷走ぶりをずばっと斬るブログを拝見しました。
「What You Think is What You Write.」(倉下忠憲さん@シゴタノ)
「書くこと」と「書き方」の2要素について書かれています。
SNSで相談する
前回の「問いかけ」はFacebookに投稿したところ、多くの反応がありました。
そのひとり、外資系の部門責任者からも、よく使う「問いかけ」とコメントをもらえて、少し自信が出てきました。
記事にしようと思っているネタは、ときどきSNSに投稿して感想をもらうのもありかもしれません。