ブログのタイトルの前にマーケターとしての自分を振り返った
ブログのタイトルは、タイトルでどんなブログなのか、伝えられるといい。
発信者であれば名前や肩書き、テーマであればブログの位置づけ、あるいは想いを込めたキーワードをタイトルに含める。
発信者である自分は、いかなるマーケターなのか?考えてみる。
というわけで、一日で解決しなかったブログのタイトル見直しの続編です。
ブログの発信者の自分について、どんなマーケターか?という問いに答えてみます。
ブログ仲間からマーケティングの話をしてほしいと頼まれたので、このタイミングでまとめておきたくなりました。
マーケターとしての経歴
B2Bで3年、転職してからB2Cで14年、いわゆるマーケティングに関わってきました。
業界としては、B2Bでは情報サービス業界、B2Cでは金融業界と介護業界です。
また、新規事業の立ち上げのマーケティングを2度(2度目は立ち上げ中)しています。
具体的にどんな仕事をしてきたか、といえば、極めてオーソドックスです。
- 顧客へのリサーチから始まります
- 仮説を検証しながら、潜在的な課題を掘り下げます
- 顧客の課題を解決するための商品・サービスを企画開発します
- 商品・サービスの価値を伝えて、選んでいただきます
- その後もサービスの改善や見直しを続け、顧客の信頼を得ていきます
- 再び、1の顧客へのリサーチへ
とループしていきます。
当時、立ち上げ期で人が少なく、上記の流れをほぼ一気通貫で関われたのは幸運でした。
5の顧客サポートは組織的に対応し、直接的な顧客接点を手厚くしていました。ループが円滑に機能したのはそのおかげだと思います。
こみいった問合せがあれば、担当者のぼくのところに相談がきて、一件ずつどうお答えするか、話し合う文化がありました。
(追記)
ちょうどマーケティングって何ですか?という記事をみかけたので紹介します。
マンガでわかりやすいです!
さて、これまでのマーケターとしての経験は、いずれも長期的に使っていただくサービスが多く、利用中のサポートやコミュニケーションの重要さを強く認識しています。
マーケティングで気づいたことと心がけてきたこと
これまでの経験から学んだことをキーワードで並べてみると、
- 「神は細部に宿る」(ぼくの言葉ではなく、建築方面の方の言葉だそうです)
- 「限界は自分が作ったもの」(スーパー上司から送られた言葉です)
- 「顧客の気づいてない課題を解決する」(いわゆるインサイト)
- 「顧客の期待は超えるもの」(要望されたものを形にするだけではなく)
- 「勝つまで続ける」(ただし大事なものに限る)
- 「小さく始めて大きく育てる」(まずは始めてみようと)
- 「可能不可能ではなく、実行手段を探る」 (現実的にいうと不可能ってあまりありません)
- 「パートナーとともに成長する」(仕事上で一緒に働くパートナーの意味です)
- 「読めないものは覚えてもらえない」(ネーミングの基本です)
必ずしもマーケティングに特化した話ではなく、職業人としての考え方も含まれています。
いずれそれぞれについて投稿を書くので、これくらいで。
(まとめ)自分はどんなマーケターなのか
さて、結局自分はどんなマーケターなのでしょうか。
上記のキーワードからさらに絞り込むと、
- 顧客本位
- 愚直に実行
- チャレンジし続ける
に集約されてきました。
さて、発信者としての自分をどう呼ぶか、引き続き考えたいと思います。
(実は、この投稿はブログの名前を見直すつもりが、延々と長引いているものです)
次回予告
これ以上悩まずにブログのタイトルを決定する予定です。
ブログのタイトルを考える旅路へ(前編・名前の悲劇)
いまのブログのタイトル「マーケティングがわからない」はさすがにひどい気がしてきた。
謙虚なつもりだったが、わからないと言っておきながらマーケティングについて書くのは矛盾している。
試行錯誤の結果、「 」に変更した…と書くつもりが、まだ決まっていない。
最初は簡単に苗字の後半、あだ名でよく使われたZUKA(づか)とブログをくっつけようと思っていた。しかし、ぼくはこの名前の持つ悲劇を忘れていたのだ。
試行錯誤はかなり長く、詳細に紹介する。時間のある方以外は目次を使って、うまく飛ばし読みしていただけるとありがたい。
- ブログのタイトルの考え方
- ブログ仲間たちのブログタイトルにヒントをもらう
- ぼくという発信者の属性を挙げてみる
- 自分とブログの位置づけ
- 「○○マーケターの○○手帖」
- 「淹れたて」の四文字にゆれる
- 次号予告
ブログのタイトルの考え方
というわけで、今回はブロガのタイトルを考えてます。
名前とブログとの組み合わせ
まず、自分の名前とブログを組み合わたものを軸に考えてみます。
苗字の後半でもあり、あだ名でよく使われるのが「ZUKA」です。
ヅカと読みます。
そこにいわゆるブログ「BLOG」をくっつけるとZUKABLOGになります。
ここに装飾を加えて、それらしいタイトルにしていけば。
と思ったそのとき、記憶が蘇ってきました。
ZUKABLOGとは、関西に本拠地を持ち、地名を名前に冠した歌い劇を演じる集団、○塚歌劇団のファンによるブログの通称なのです。
あまりのビッグネームなので、違うネーミング方法を模索します。
(これが長い旅路の始まりでした)
発信者の属性を使う
気をとりなおして、スタンダードな方法から試していきます。
ひと昔前によく見かけたのが「渋谷で働く○○」というスタイル。
前者は地名や社名、働く領域、後者は職種や肩書きを記載します。
ドラクエ風でいえば「アレフガルドで働く勇者」、時代劇なら「江戸城で働くお庭番」などが考えられます。
ぼくなら「渋谷で働くマーケター」となりますが、このタイトルを使ったブログを書いてました。
そもそも、渋谷で働くマーケターはたくさんいるでしょう。
発信者の属性を使う問題点は、前後の単語を汎用的なものにするほど、ありがちで興味を起こさないタイトルになります。
かといって精度を上げていくと「渋谷三丁目のスタバで妄想する中年マーケター」となると、まったく近づきたくありません。
ユニークさとリアリティは別物です。
メッセージの傾向を示す
発信内容に強い方向性が必要ですが、ぼくにはそれほどポリシーはありません。
横文字(英語)を使う
例えばドラクエ風なら「No Quest, no life」。
これはかっこいい。でも「No Marketing, no life」は発信する情報を一気に引き上げてしまいそう…。
マーケティング命!ってことですから重すぎます。
行き詰まってきたので、ブログ仲間のタイトルを並べてみます。
ブログ仲間たちのブログタイトルにヒントをもらう
こういう時に便利なページがあります。
ブログ更新仲間の投稿をまとめて見られるのです。
Blog Game – ブログを書き続ける企画 まとめ読みサイト
そこからブログタイトルを引用すると、
- Kazu IIDA
- Learning Web
- odajinの日記
- yukon life design
- きづきくみたて日記
- ギブギブン
- フジイユウジ::ドットネット
- マーケティングがわからない
- 小さな編集長の雑感(限定版)
ということでした。
名前やニックネームを使ったり、仕事の分野(Learning、きづき、編集など)のキーワードを加えたり、それぞれに工夫しててます。
ブログの位置づけを、日記や雑感と定義したいるのもよさそうです。
というわけで、初心に戻って「発信者の属性を使う」を掘り下げてみます。
ぼくという発信者の属性を挙げてみる
これまでのぼくの経験やあだ名を使ってみます。
古傷を掘り起こし、とても悲しい気持ちになるのでパス。そもそもインドの話やバックパッカー経験を書くブログではありません。あくまで現状から考えなくては。
「声は江川、顔は伊良部で直球人生なマーケターのブログ」
よく言われたんです。
でも、声や外見の特徴を伝えるためとはいえ、人の名前を借りるのはよくないです。
江川さんの野球中継も最近は見かけないので、わかる人も限定されます。
「イースター島のモアイに向かって叫びたい元合唱団員のブログ」
イースター島には行きたいけど、発信する内容と関係ないです。
「マーケター放浪記」
マージャン放浪記そのまんまです。かなり疲れがにじんでます。
発信者だけでは、なんだかわからないので、もうひと工夫します。
自分とブログの位置づけ
自分は何者なのか?問われたときには、やっぱり「マーケター」を使いたいです。象徴的なキーワードと組み合わせて「○○マーケター」で考えます。
一方、ブログの位置づけには、尊敬する花森安治さんが手がけられた「暮しの手帖」にあやかり「手帖」を使いたいです。
読者にわかりやくて、ためになるブログを目指すべく、「○○手帖」とします。
「○○マーケターの○○手帖」
前者に入るキーワードの候補を挙げます。
「中年」…リアルですが、まったく人を引き寄せる感じはしません。むしろ遠ざけてしまうでしょう。
「妄想」…否定できません。せめて、空想や無想にしたいところですが…。
「アナログな」…世の中、デジタルマーケティングで騒がしいので、逆にアナログに張るのもありです。でも、実際はアナログもデジタルもどちらも使います。そろそろ分けるのもなくなり、うまくつなげたり、使いこなす方向に行くでしょう。
「放課後」…かつて「放課後の少年」のようだと言われました。あやかって放課後だけ使うのもありです。
続いて後者も考えます。
「脳内」…物理的な手帳ではなく、頭の中をアウトプットしたものの意味を持たせられます。
「黒い」…確かに愛用している陰山手帳は黒いカバーです。でも、悪いことが書いてありそう…。
「青黒い」…筆記用具はほとんど万年筆です。愛用しているLAMYのSafariは、万年筆としてはリーズナブルですが、機能性が高く、お気に入りです。
特に、インクのブルーブラックと呼ばれるインクが大好きです。しかし腹黒いと誤解されそうです。
「妄想」…前者でも使っていますが、再度使ってみます。「妄想手帖」って、読むのが怖いです。
こうしてたどり着いたのが、
「放課後マーケターZUKAの妄想手帖」でした。
しかし、意外なキーワードが目に飛び込んできました。
「淹れたて」の四文字にゆれる
コンビニのレジで見かけた文字が、妙に気に入ってしまったのです。
広告の現場でも、クライアントの妙なこだわりに困ることがあります。ぼくはクライアント側なので困らせるほうですが…。
気に入った理由は、
- 紅茶と珈琲が好きでよく自分で淹れることと
- 淹れるというプロセスがブログの内容について考えるときに似ていること
- 活きのいい内容を書く気分になりそう
等などいろいろこじつけられます。
というわけで、突然ですがブログのタイトルを
「淹れたてマーケティング手帖」とします。
なお、ブログの説明文で
「放課後マーケターZUKAがほぼ毎日書いてます」と補足します。
以上、ブログのタイトルの見直し過程を紹介しました。
と書き終えたつもりでしたが、やっぱり引っかかります。
「淹れたてマーケティング手帖」は、ツッコミどころや笑えるポイントが足りません。キレイすぎるのです。
しかも「淹」と「帖」が読みづらいし、検索もしづらいそうです。
とりあえず、このアプローチでは結論が出ませんでした。
違う方向で考え直します。
次号予告
次号こそ、ブログのタイトルを決めます。
初めて3000文字を超えました。
メディアミートアップVol.1「メディアで発信することの責任やリスク」で広告主視点で考えたこと
メディアミートアップVol.1「メディアで発信することの責任やリスク」に参加したので、感想を書きます。
集客が必要なイベントなのに、地味なタイトル「メディアミートアップ」から主催者の人柄が伝わってきます。
目次
チケットを数日で売り切れさせた2人の登壇者
150人の有料参加チケットが数日で売り切れたそうです。
注目は登壇者のお二人、ヨッピーさん(@yoppymodel)とBuzzfeedの古田編集長(@masurakusuo)。
司会は主催者の徳力さん(@tokuriki)が自ら担当しました。
会場提供は、ヤフージャパン。
台風が接近するなか、150人入る会場はほぼ満席。
途中で参加者に確認したところ、参加者はほぼメディアのかたか、メディアから仕事をもらっているかたのようです。
わたしのようにブロガーを含めた個人参加のかたは1割もいないようでした。
内容はtogetherで(一部オフレコは除く)
内容は丁寧なTweetが集められたtogetterでどうぞ。一部のオフレコ発言以外はカバーされています。togetter.com
イベントはまずこう始まりました。
徳力「本日のメインテーマは『メディアで発信することの責任やリスク』いろいろと議論が出てきていて、個人的に滅入っている。2人とも昨年末に議論したのだけど、今日はもう少し具体的に話せれば。私からは以上です」 #メディアミートアップ
— のりお 中山記男【公式】 (@norio_airoplane) 2017年7月4日
このあとの引用は、主にのりおさん(@norio_airoplane)のtweetです。
丁寧なtweetありがとうございました。
広告主視点で思ったこと
このイベントは、メディア側のお二人と、中立的な立場の徳力さんが話しているので、広告主や広告会社はほとんどでてきません。
あくまでメディア側から考えるイベントです。
ですが、メディアのビジネスモデル、特に広告収益モデルにおいて広告主の存在は小さくありません。
勝手ながら、広告主に関係ありそうなTweetを抽出します。
ぼくが勝手に判断したものなので、間違っていたらごめんなさい。
テーマ「広告やビジネスモデルはどうあるべき?」 #メディアミートアップ
— のりお 中山記男【公式】 (@norio_airoplane) 2017年7月4日
古田「この議論は長いこと続いている。課金と広告を10年以上いったりきたり。個人的には、人を騙さなければどうでもいいと。継続性の上で黒字なことは大事。あとはメディアが何を目指しているか。人をつなぎたいのであれば無料でやればいい」 #メディアミートアップ
— のりお 中山記男【公式】 (@norio_airoplane) 2017年7月4日
古田「メディアごとに答えが合って良いと思う。BuzzFeedの場合はより多くの人に見てもらいたいから広告モデル。バナーは楽しんでもらうのが難しい。だからスポンサードコンテンツになる。ブランド認知を手伝う」 #メディアミートアップ
— のりお 中山記男【公式】 (@norio_airoplane) 2017年7月4日
古田「メディアごとに答えが合って良いと思う。BuzzFeedの場合はより多くの人に見てもらいたいから広告モデル。バナーは楽しんでもらうのが難しい。だからスポンサードコンテンツになる。ブランド認知を手伝う」 #メディアミートアップ
— のりお 中山記男【公式】 (@norio_airoplane) 2017年7月4日
古田「まず最初に議論しなければいけないのはステマ。なのに我々がPR入れる入れないでケンカしているのは不毛」
— のりお 中山記男【公式】 (@norio_airoplane) 2017年7月4日
徳力「ステマやってる人は今日ここにいないからねw」 #メディアミートアップ
徳力「記事広告ががっかり記事なことが多いので、PR入れたくなくなる、みたいな流れになっている気がする。PRがついていても、記事が面白ければぜんぜん関係なくなるんだと思う。いまややこしいのはステマ連中がいるから、PR入れないやつが先に売れる問題」 #メディアミートアップ
— のりお 中山記男【公式】 (@norio_airoplane) 2017年7月4日
古田「BuzzFeedのスポンサードコンテンツは、テレビをイメージしてもらえれば」
— のりお 中山記男【公式】 (@norio_airoplane) 2017年7月4日
徳力「ワインとチーズの話がスカパーのスポンサードコンテンツって不思議ですよね(まわりまわって自転車の番組)」 #メディアミートアップ
徳力「日本の記事広告って広告主の作文になってることが多くて、面白くないことが多い。BuzzFeedモデルだと読者のために面白い、ということでわかりやすい」 #メディアミートアップ
— のりお 中山記男【公式】 (@norio_airoplane) 2017年7月4日
ヨッピー「オモコロでは無理矢理こじつけな記事広告がけっこうあるけど、まず読者を楽しませたいってところがある。広告のいいなりになってメディアの読者を失うほうが痛いのではないか」 #メディアミートアップ
— のりお 中山記男【公式】 (@norio_airoplane) 2017年7月4日
古田「いままで一番面白かったネイティブアド。NYTが女性受刑者の待遇が悪いというストーリーを読んでいくと、最後にNetflixの女性受刑者の番組のアドだった。記事がそもそも社会問題に対するニュース。」 #メディアミートアップ
— のりお 中山記男【公式】 (@norio_airoplane) 2017年7月4日
徳力「面白いコンテンツが出てくれば記事広告が読まれるようになる。そうなればもっと良くなるのでは」 #メディアミートアップ
— のりお 中山記男【公式】 (@norio_airoplane) 2017年7月4日
広告主の経験から思うことは、広告の価値は広告のフォーマットが決めるのだろうか、という点です。
タイアップ広告や記事体広告であっても、読者にとって価値のある内容であれば読まれるでしょうし、喜ばれるでしょう。実際、これまでの経験でもそうでした。
いいタイアップを作ればニュースサイトでトップクラスのPVになり、同じ広告枠でもいまいちなタイアップはそれなりの結果になります。
メディアミートアップのなかで繰り返されたキーワード「読者のため」というのは、広告でも同じだと思います。結果で証明されます。
なお、【PR】表記については、表記して【AD】とするのが望ましいと思う派です。
それでもなぜ「広告主の作文」になってしまうのかという点は、答えたいけど、まだ考えがまとまりません(書くかもしれないネタに追加します)。
メディア健全化のためにやるべきこと
最後の質疑応答でぜひシェアしたい点がこのやりとりです。
最後のテーマ「メディア健全化のために1人1人がやるべきことは?」#メディアミートアップ
— のりお 中山記男【公式】 (@norio_airoplane) 2017年7月4日
古田「3つある。まずはお金を出させないようにすること。スポンサー企業になり得るところ、広告代理店は追い出す。読者はシェアしない。兵糧攻め。誰でもできる。シェアしてる友人には、シェアしたらダメだと伝える」 #メディアミートアップ
— のりお 中山記男【公式】 (@norio_airoplane) 2017年7月4日
古田「二つ目は攻めていく。ダメならBuzzFeedに通報してほしいw
— のりお 中山記男【公式】 (@norio_airoplane) 2017年7月4日
あ、BuzzFeedは楽しいメディアですよ。」 #メディアミートアップ
古田「3つめは、素晴らしい情報で満たしてやること。絶対に正しい医療情報とか」
— のりお 中山記男【公式】 (@norio_airoplane) 2017年7月4日
→医師からコメント:
絶対に正しい医療健康情報って難しい
WELQは入り口としては総論として悪くなかったかも知れないという話も。8割でいい世界もある。医師も適当な人がいる #メディアミートアップ
広告主には、さまざまな広告の提案がきます。なかには、裏技と呼ばれるようなものもあります。
担当者個人としても、不正な広告を選別し、お金を出さないような取り組みができると思います。「御社の競合の○○社も使ってます」といったありがちなセールストークも心穏やかにスルーしましょう。
ぼくもがんばります。
次回予告
今回の投稿を書きながら「このブログのタイトル「マーケティングがわからない」はあまりに残念だと思っています。見直し過程を紹介するか、まったく違う話にするか、考え中です。
書くかもしれないネタ
- なぜ毎日更新するのが大変だったか?
- どうしたら投稿の負荷を減らせるか?
- なぜブログを更新したいのか?
- そもそも何を書きたいのか?
- モデルとする執筆者はだれか?
- なぜブログのプラットフォームを「はてなブログ」にしたか?
- ブログを30日間続けるヒントをTEDの映像に教わった!
- TVの断捨離番組を家族でみたあとの悲劇…
- ヒット編集者から教わった売れる本の三原則
- ブログのタイトル「マーケティングがわからない」のままでいいのか?
- 映画「ファウンダー ハンバーガー王国のヒミツ」で働く価値観を問う
- ブログは書く?投稿?更新?
- 親子でニュースを読むイベント参加レポート
- メディアミートアップで考えたこと
- 江戸東京博物館レポート
- 100回聞けるパソコン教室
- なぜ「広告主の作文」になってしまうのか
- 新卒の採用面接で「10年後の○○業界はどうなると思いますか」の問いは誰のためのもの?
弘法様ではないので筆を迷いまくり(はてなブログはAndroidアプリがいい)
ブログ投稿仲間のIさんが「弘法筆を選ばずといいますが…」という投稿を上げています。
便乗してブログの執筆環境、具体的には「はてなブログ」の使い方を紹介します。
(すみません。前回予告したメディアミートアップの感想は確認事項があるので、もう少しかかります)
目次
ブログサービス(はてなブログを選んだ3つの理由)
これまでさまざまなブログサービスに手を出してきました。国内のサービスの先陣、ココログ(@nifty)から始まり、はてなダイアリー、Seasaa、Exciteブログ、JUGEMなどなど、最近でもlivedoorブログ、LINEBLOG、mediumを渡り歩いています。
ブログを新規に作成してみるものの、続きません。理由はさまざまですが、最近の基準はAndroidアプリの比重が高まっています。
紆余曲折ありながらも、最近は「はてなブログ」に落ち着いています。
はてなブログを選んだ理由は3つあります。
一つ目の理由は、Androidアプリの機能の充実度です。
アプリでありながら、装飾機能や挿入機能が充実しています。
・文字装飾
・挿入
と多岐にわたります。
二つ目の理由は、読者登録システムです。
ほかのかたのはてなブログの読者になっておくと、更新状況をメルマガで配信してくれるし、もちろんアプリからも読めます。
3つ目の理由が、安定性です。
他社のブログサービスのなかには、iPhoneアプリはバージョンアップして機能が上がるのな、Androidアプリは基本機能のままのことがあります。確かに、Androidは端末による違いが大きいので、サポートは大変だと思います。
でも、ぜひAndroidサポートをがんばってほしいし、そういうサービスを愛用したいと思います。
入力デバイス(スマホで下書き、PCで仕上げ)
続いて、書き方です。
ふとしたときにネタや文章を思いつくので、そのときどきでスマートフォンのアプリや手帳にメモします。
Diaro(Android版)
日付ごとに自動的にメモが作成される点と文字数がカウントされる点が気に入ってます。
あとは、入力したものの考えがまとまらない場合は、陰山手帳と万年筆(LAMYのSafari)を使います。
思もいつきを書いているうちに、さくっと投稿のアイデアがまとまることがあります。
文章をまとめるときは、Macbookの出番です。
PC版の「はてなブログ」には、本家本元(?)だけあって、URL挿入時のプレビュー機能(テキストリンクか、ページ内に埋め込むか、など)などもあり、豊富な機能を使って、ページを作成できます。
さて、写真はどうしているかというと…。
撮影機器(スマホの限界を感じつつ…)
スマホ頼みです。
いま使っているスマートフォンは、ASUSのZenFone3。端末のスペックは十分ですが、カメラは限界があります。
ブロガー向けイベントの暗い会場や遠距離からの撮影はかなり厳しいです。
スマホの限界と思いつつ、コンパクトデジカメを買おうか、迷い続けてます。
以上、最近の筆ならぬ、ブログ執筆環境の紹介でした。
次回予告
次こそ、メディアミートアップの感想を書きたいです。資料を見直さねば…!
R25が過去のものとして展示されていた…(江戸東京博物館(両国)レポート)
もう過去のものなんだ、と絶句した。
R25創刊号。2000年代の象徴のひとつして展示(江戸東京博物館所蔵)
予告と違いますが、両国にある「江戸東京博物館」が面白かったので紹介します。
目次
江戸東京博物館とは
JR両国駅から徒歩3分にあるこちらの建物です。
大河ドラマ「おんな城主 直虎」に合わせた特別展「戦国!井伊直虎から直政へ」が開催中です。
「発掘された日本列島 新発見考古速報2017」は通常展示内で実施。
入り口は江戸っぽくなくて、普通に近代的です。
入場料は大人600円、小学生以下は無料です。
江戸東京博物館の通常展示はまず6階に上がります。
江戸ゾーン
江戸ゾーンでは、江戸時代の江戸城含む江戸周辺の発展の歴史から、江戸の通りや商人、庶民の暮らしまで多岐にわたって紹介されています。
芝居小屋 中村座
江戸市中を再現したミニチュアが秀逸です。
双眼鏡で見ると、それぞれのミニチュアの日常を垣間見れます。
屋台の寿司屋もあります。
現代の握りの2倍ぐらいの大きさがありそうな江戸時代の握り。
江戸のファーストフードとして愛されたとか。
なかには屋内を再現した展示もあります。
伝統芸能の歌舞伎ならではの空間になっています。
江戸ゾーンの先には、東京ゾーンが待ち受けています。
東京ゾーン
明治時代の東京から始まり、戦前から昭和、現代へつながっていきます。
昭和のテレビ。
さすがにモノクロテレビは使ってませんが。
再現された昭和の団地の食卓。
ゲーム・ウォッチやファミリーコンピュータも。
なんと「東京ラブストーリー」まで。
ものだけではなく、ストーリーを取り上げるあたりが絶妙です。
カメラ付き携帯にiPodまで。
つい最近のことと思ったのにもう博物館入りしているのです。
とどめとなったのがR25創刊号。
最近のことだと思ったら、もう歴史に組み込まれてしまう事実に衝撃を感じました。
R25はサイバーエージェントがブランドをウェブメディアとして再立ち上げする話があります。どうなることでしょうか。
WAZUMA(和妻)体験
博物館内では、展示だけではなく、ショータイムもあります。
その一つは「WAZUMA」。日本の伝統的な手品だそうです。
朝野新聞社前
まず、初めて南京玉すだれの実演を見ました!
さっと「日本橋」が完成。
続いて、手品編へ。
ハサミを使った手品以外にも、見ているだけでなく体験できる手品を見せてもらいました。
Kyokoさん、ありがとうございました。
江戸東京博物館のSNS活用
展示物を触ってはいけないという注記はありますが、
撮影は原則「フラッシュ撮影」のみです。
一緒に撮影できる乗り物、例えば江戸時代の輿もあるのでいたるところで撮影されていました。
参考
次回予告
メディアミートアップの感想をあげようと思っています。なかなか考えがまとまりませんがなんとか。
書くかもしれないネタ
- なぜ毎日更新するのが大変だったか?
- どうしたら投稿の負荷を減らせるか?
- なぜブログを更新したいのか?
将棋ブームに盛り上がる息子に言えなかったこと
将棋界の藤井聡太さんの連勝で、息子が通う小学校では将棋が大流行しています。
将棋に見向きもしなかった息子ですら、将棋の本を読み始めたほどです。
「パパに挑戦する!」
というので、大人気なく、圧勝してみせました。
私「パパが子どもの頃は、ゲームといえば将棋やトランプぐらいしかなかったから。将棋ぐらいできるさ。」
息子「Wiiはなかったの?」
私「ゲーム機なんてないさ!」
息子「うちにはWiiがないから、いまと同じだね。」
目次
- 呪われた家系
- ゲーム機非購入主義
- ぼくらはWiiのある世界に生きている
- 次回予告
呪われた家系
息子の言葉には、ゲーム機を買わないぼくの方針に対する嫌味が含まれています。
我が家のルールでは、いわゆるゲーム専用機は買いません。
脳の発達に問題があるとか、視力の低下が懸念されるとか、
まっとうな理由ではありません。
自分や家族が恐ろしくハマったからです。
ぼくは初代「ドラゴンクエスト」に衝撃を受け、
週末はほぼ徹夜で48時間ぶっとしで遊び、平日はヘロヘロでした。
マリオのジャンプとともに、自らの体もジャンプさせ、
ついに左手の親指にゲームダコができ、痛みに苦しみ、
それでもマリオをやめませんでした。
どう考えても、ゲームにハマる家系です。
ゲーム機があれば、親子三代にわたる呪縛を回避できず、
時間を大量投入するでしょう。
理不尽な方法を使ってでも止めなければなりません。
ゲーム機非購入主義
ぼくの徹底したゲーム機非購入主義のせいで、反動もあります。
息子にも少数ながら自宅にWiiのある友達がいます。
遊びにいくと、数時間ノンストップでゲームをプレイするのです。
少しずつ刺激を与えたほうが、ほどほどで飽きるのかもしれません。
しかし、前述の通り、ハマる家系なので油断できません。
だからこそ「お父さんがこどもの頃はなあ…」と言ってしまったのです。
ゲーム機なくてもお父さんのこども時代は楽しかったぞ、と。
ドラクエで睡眠時間が削られ学校の成績が下がったことは、もう少し未来に話すつもりです。
ぼくらはWiiのある世界で生きている
しかし冷静に考えてみると、ぼくがこどもの頃、ゲーム機があったかどうかなどというのは、息子には関係ない話です。
自分で、この時代のこの日本を選んで生まれてきたわけではありません。
テレビでは、当然楽しくWiiのCMが流れます。
百貨店や郊外の大型スーパーのおもちゃ売り場には、Wiiの体験スペースがあるのです。
理不尽にならない程度に、現実とのバランスをとるのも親の役目なのでしょう。
しばらくは将棋の相手をして、息子のゲームへの欲求が過熱しないよう発散させたいと思います。
なお、同類の言葉に「おれたちの若い頃はなあ…」がありますので、ご注意ください。
もうひとつなお、ゲーム機のなかにはWiiだけではなく、PlayStation4も含まれます。
次回予告
本日、予定していたメディアミートアップについて書くつもりです。
書くかもしれないネタ
- なぜ毎日更新するのが大変だったか?
- どうしたら投稿の負荷を減らせるか?
- なぜブログを更新したいのか?
ブログで劇団ひとりさんや大宮エリーさんのように笑いたい(後編)
これだ!これしかない!。
並べられた10本のアイデアのなかで、1本が際立っている。
選定に関わったみんなが思わず笑ってしまうユーモアがあり、やさしさがあり、わかりやすい。
どんなひとが考えたんだろう?
目次
満場一致のアイデア
宣伝の仕事のなかで、アイデアを選ぶという作業があります。
いわゆる広告主の立場で、広告会社に商品・サービスを説明し、どうやったら価値が伝わるか考えてもらいます。さまざまなアイデアを提示してもらい、これなら伝わるだろう!と一つのアイデアを選ぶのです。
差し戻しといって、一から考え直してもらうこともあります。こちらの説明が足りなかったのではと再度議論をすることもあります。
思考錯誤を繰り返しながら、広告のメッセージは作られていきます。
当時、彼女はCMプランナーとして電通で働いていたのです。
その後、彼女は映画監督や芸術方面など、さまざまな才能を発揮しています。
もはや文化人と言ってもいいかもしれません。
才能のひとつはエッセイになっています。
特に、エッセイの第1作「生きるコント」が好きです。
「生きるヒント」ではなく、コントです。
大宮エリー著「生きるコント」
最初のエッセイ「ビキニ」から圧倒されます。
薬学部だった大宮さんは、薬剤師国家試験の日が、ブラジルのリオのカーニバルの日と知り、試験を受けたくなくてリオに行ってしまうのです。
しかも、夜中にビキニ姿でハーレムを走ったり、落としたチケットを探しまわったりまでします。
思いつきを実行する姿勢は、「ステーキ四時」にもつながります。
打合せ前の緊張をほぐすために、午後の三時半にステーキを食べます。四時から打合せなのに。
ちょっとズレても気にせず、ひたすらに自然体な姿に爆笑させられます。
そして周囲に愛されます。笑いは、愛を集めるのかもしれません。
前々回で紹介した劇団ひとりさんのエッセイとは、自分をさらけだして生きているのが共通点です。
ぼくにはお二人のような笑いのセンスはありませんが、日々の生活から見つけた楽しい話も、ブログで紹介したいと思っています。
次回予告
先日参加した「メディアミートアップ」で考えたことを書くつもりです。
書くかもしれないネタ
- なぜ毎日更新するのが大変だったか?
- どうしたら投稿の負荷を減らせるか?
- なぜブログを更新したいのか?
- そもそも何を書きたいのか?
- モデルとする執筆者はだれか?
- なぜブログのプラットフォームを「はてなブログ」にしたか?
- ブログを30日間続けるヒントをTEDの映像に教わった!
- TVの断捨離番組を家族でみたあとの悲劇…
- ヒット編集者から教わった売れる本の三原則
- ブログのタイトル「マーケティングがわからない」のままでいいのか?
- 映画「ファウンダー ハンバーガー王国のヒミツ」で働く価値観を問う
- ブログは書く?投稿?更新?
- 親子でニュースを読むイベント参加レポート
- メディアミートアップで考えたこと