パーソナル・コーチングを受けてルーティンを始めてみた(2017年10月)
コーチングを学んでる知人に、パーソナル・コーチングを体験させてもらいました。
実は、ぼくの勝手なイメージでは、コーチングは上司が部下を指導する際のテクニック集でした。
しかし、パーソナル・コーチングを受けたあとでは、対話を通してゴールを考え、ゴールまでサポートする取り組みと理解しています。テクニックの要素もありますが、あくまで円滑にサポートする手段でした。
今回はパーソナル・コーチングの体験をレポートします。
パーソナルコーチングで考えたルーティンをアプリ「リズムケア」で管理中。
- コーチングをお願いしたOさん
- パーソナル・コーチング前に考えた3つの質問
- テーマは時間配分にして構成要素を洗い出す
- 3つの構成要素に重要な要素・良い状態に必要な要素を足していく
- 将来に向けて加えたいことを足していく
- 「10年後どうなっていますか?」
- 新しいものを得るために何を捨てるか諦めるか
- ルーティンを決める
- コーチング料金
コーチングをお願いしたOさん
きっかけは、知人のOさんが、Facebookでパーソナル・コーチングを希望するひとを募集していたのを見かけたからです。
それまでOさんに持っていた印象は、
- 読書家(ブログで書評を公開)
- MBAホルダー(グロービス経営大学院)
- 釣り好き
でした。
特に、ビジネス書などを中心とした書評から、組織人としてバランスのとれたビジネスパーソンであり、勉強家&実践家という印象がありました。
そんなかたからコーチングを受けられるチャンスは滅多にない!と思い、「コーチングをお願いします!」と速攻でコメント。
後日、日程を調整して、通常セッション(単発・90分程度)をお願いしました。(ほかに数ヶ月みっちりコーチングしてもらうプランがあるものの、人気ですぐに埋まってました!)
パーソナル・コーチング前に考えた3つの質問
セッションの前には、3つの質問をもらいました。
- 話ししてみたいテーマは何ですか?
- 上記に関して気になっていることや課題・悩みは何ですか?
- コーチングセッションを受けることで得たい結果・得たい状態(気持ち)は何ですか?
最近のぼくの悩みは、今後のキャリアと時間配分の2つです。
どっちを話すかな、と思いつつ、待ち合わせ場所の某喫茶室へ。
テーマは時間配分にして構成要素を洗い出す
Oさんに質問への答えを話すと、限られた時間なのでテーマは1つにしましょう!と提案されました。
目の前の課題で、自分でどうにかできそうな後者、時間配分の話を相談することにしました。
まず、現状把握からです。
というわけで、ぼくの生活の大きな構成要素をあげました。
思いついたのは、この3つです。
- 仕事
- 家族
- 自分
Oさんの「どれくらいの時間配分ですか?」という問いに「6:2:2」ぐらいと答えました。
平日は仕事中心で、土日は家族中心、そして夜は(割りと)自分の時間という時間配分です。
さらにもう一歩踏み込んで、情熱やエネルギー量の比率を問われました。
現状はそのときどきの優先順位に応じて、柔軟にシフトさせていると答えました。例えば、いまは家族の優先順位を上げつつあります。
3つの構成要素に重要な要素・良い状態に必要な要素を足していく
ここに重要な要素を出してください、ということで足していきます。
(自己開示しすぎるのも恥ずかしいので、半分くらいにしています。)
仕事では
家族では
- 妻
- 息子
それぞれがやりたいことをできていることが重要です。
自分自身は、自分の好きなマーケティングや読書を通して、情報発信することなどを挙げました。
将来に向けて加えたいことを足していく
そして、今後足していきたいものを書きます。
仕事ではファシリテーションとITスキル(プログラミングなど)、家族には面白い勉強というスキルとキーワードが思い浮かびました。
それぞれのイメージを話しあとの質問が、ぼくには難しいものでした。
「10年後どうなっていますか?」
10年後、新しいことすべてを身に着けたあとの自分はどんなやっているのでしょうか?
キャリアの話と交錯するからか、なかなか思い浮かびません。
ここでイメージが浮かばないのが、ぼくの真の課題かもしれません。
新しいものを得るために何を捨てるか諦めるか
そのあと、この新しいものを得るために、捨てられるもの、辞められるものを探します。
ぼくが思いついたのは、通勤中のSNS閲覧の時間と、帰宅してからダラダラとスポーツニュースを観る時間です。
前者は60分、後者は30分以上あるでしょう。
両方を辞めてインプット(読書)やアウトプット(ブログなど)の時間にあてる!と意気込むわたしに、Oさんは冷静かつ笑顔で止めてくれました。一度に大きく変えるのは負担が大きいと言います。
そして、Oさん自身が日々の習慣を管理するために使っている「ルーティン」を教えてくれました。
ルーティンを決める
ルーティンと聞いて、ラグビーの五郎丸さんを連想しました。
QREATORS | 五郎丸ポーズから見えてくる「ルーティン」を見直す技術
Oさんは日々の行動をルーティン化して、Excelのシートで実行状況を管理しているのです。朝、何時に起きるか、何時に出社するか、日記を書くなどなど10数項目。
特に驚いたのが、朝4時に起きて、早朝に出勤し、出社前にかなりのインプット&アウトプットをこなしていることです。
ぼくもそのルーティンを参考に、自分のルーティンを考えました。
- 朝5時に起きる
- 夜24時までに寝る
- 通勤中、SNSは見ない
- 通勤中、読書する
などなど。
しかし問題は日々できているか、どう記録するかです。
ちょうど、夜の筋トレを記録するために、Androidアプリ「リズムケア」に登録できそうなので、設定してみました。
日々、できたかどうか、記録して振返れるようになりました!
コーチング料金
ほかにも3×3のマンダラ型のシートを使って、目標を設定する方法なども教えてもらいました。まずは、ルーティンから始めてみます。
なお、Oさんは職場がコーチングを実践中&兼業禁止なことから、コーチングの料金は無料とのことでした。
Oさん、ありがとうございました。