捨てられない男と呼ばれて(渋谷三丁目ストーリー)
私の勤務先は東京都渋谷区にあります。
渋谷駅新南口から歩いて数分の駅近です。
今週末、オフィスが引越します。公式には「本社移転」と言います。
捨てられない男と呼ばれる私にとって、かなりの試練です。
捨てられない男と呼ばれて
未練と言われたらそうかもしれません。
ですが、一度会った相手から受け取ったものを無下にはできません。
と言っても、企画書や提案書、パンフレットですけど…。
※「捨てられない」というキーワードで、恋愛ものを期待した方すみません。当方、その手の話は皆無です。
え?欠片も期待してない…ですか…。
引越の極秘命令50%
自分の荷物はもちろん、所属部門の共有の荷物、とにかく運搬しやすいようダンボールに詰めます。
ついでに、いままでなんとなく所持していた書類を捨てまくります。
職場で「捨てられない男、No.1」の異名を持つ私には、荷物を50%以下にするよう極秘命令が下されていたからです!
自分の貴重な資料は減らせない!と抗議してもよかったのですが、従順な中年社畜はおとなしく片付けます。
引越経験豊富な同僚から徹底指導を受けた結果、
という見事な結果になりました。おそらくダンボール10箱分の荷物が、5箱になったのです!ぴったり50%!
今後は「引越の達人」を自称するつもりです。
荷物を減らす技トップ3
試行錯誤の果てにあみ出した、荷物を減らす技を紹介します。
- 半年以上前の日付の書類は捨てる→どうしても残したいとのはスキャンするつもりでしたが、一枚もありませんでした。
- 書類はカテゴリー分けする(社内、取引先、他社)→クリアファイルがごっそり減って、書類の厚みが一気に薄くなりました
- コンビニでもらった割り箸やスプーンは捨てる→またもらえるから
たったこれだけで、荷物はごそっと減りました。
さて引越といえば、荷物が減る以上の大イベントがあります。
それは「別れ」です。
引越のだいご味「別れ」
引越の当日、常連になった定食屋でお昼を食べながら、店員さんに言うシーンを想像してました。
「いままでありがとうございました。実は会社が引越することになって…」
「えー、寂しいです。どこに引越すんですか?」
なんてやりとりが起こるはずでした。
現実は、
「いやあ、引越すといっても、隣の隣のビルなんだよね。住所も「○丁目○番○号」の「○号」しか変わらないんだよ。」
店員さん沈黙。
というわけで、さよなら渋谷三丁目、はじめまして渋谷三丁目。