頭から離れない今週の広告:生茶のお茶氷とキクぜと燃殻え著「ボクたちはみんな大人になれなかった」(2017年8月第1週)
面白い広告や気に入った広告があれば紹介するこのシリーズ、無事に2回目になりました。しかも一ヶ月ごとのつもりが、一週間で紹介したくなるほど豊作です。
8月の第1週で気に入った広告を3点紹介します。
生茶のお茶氷(KIRIN)
交通広告でかなりの量を出稿しているのが、KIRINの生茶です。
この「お茶氷」の広告がダントツにお気に入りです。
お茶の広告なら、どんな茶葉を使っているとか、作り方の云々など、どうしても商品そのものに関する情報、あるいはシズル感と呼ばれる、喉の渇きを刺激するようなメッセージやビジュアルを訴求しそうです。
実際、今回のシリーズでも、一つは普通の広告です。
氷の中に埋まった、生茶。
のどが渇いていたら飲みたくなると思います。
一方、お茶氷は、生茶を凍らせたお茶氷の作り方に特化しています。
液体から固体に変えただけとも言えますが、とても気に入っています。
他にも数種類の広告があり、左上の一文「知るとお茶は、楽しくなる。DIscover Tea, That's where the fun starts.」の一文に集約されています。
詳しくは公式サイトのこのページをどうぞ。
なにかにキクぜ。(vitaminwater)
商品名がビタミンウォーターだけに、きっと何らかの効能を期待できる飲料なのでしょう。
種類が多いので、まとめて「なにかにキクぜ。」と要約したのかもしれません。
この広告の「神は細部に宿る」な箇所は、個々のボトルの記載にあります。
おそらく、それぞれに含まれるビタミンなどの成分によって、ストーリーが違うのでしょう。
問題は誰がそこまで読み込むか(ぼくのような職業病ぐらいかも)でしょう。
公式サイトもやっぱりカラフルです!
吉岡里帆さんを胸キュンさせた、燃え殻著「ボクたちはみんな大人になれなかった」
ぼくのTwitterのTLでも大いに盛り上がっている私小説があります。
燃え殻著「ボクたちはみんな大人になれなかった」。
手に入れた!売り切れてた!というTweetをよく見かけました。
ぼくもなかなか見つけられないでいませんでした。
最近、見かけたと思ったら、そこには吉岡里帆さんが。
強力なPOPです。
強力すぎて、本を手に取れませんでした。
まるで、小説を読みたいのではなくて、吉岡里帆さんに負けたようになるのが悔しかったからです。
自分の気持ちが落ち着いたら読みたいと思います。
公式サイトはこちらです。
来週もお気に入りの広告に出会えますように!