マーケター河原塚の放課後ノート

興味がある5つのキーワード:イノベーション、未来、歴史、雑誌、個人

個人のミッションを共有するためのSalesforce

先日、Salesforceのイベント「Trailhead Live Tokyo 2017」に参加しました。

Salesforceといえば、営業の管理を行うは難しSFA(営業支援ツール)から領域を拡大し続けている、泣く子も黙るクラウドサービス事業者です。

www.salesforce.com

今回のイベントでグッときたのは、彼ら自身のSalesforce活用方法であり、目標の取り扱い方です。

Salesforceは上司を含む全社員の目標を確認できる

ぼくが面白いと思ったのがセッションの一つ「Salesforceで実現する働き方改革とは? ~働き方の"質"を改革するアプローチ」です。

セールスエンジニアリング本部ディレクター 鴇田(ときた)さんが、自社でのSalesforceの活用事例、具体的にはスマートフォン向けのアプリの話に及んだときです。

「例えば私の目標をたどっていくとCEOであるマーク・ベニオフの目標につながります。弊社のV2MOMというアプリを使って管理しており、顧客の成功、会社・社員の成功、上司を含む全社員の目標を確認できることで、会社の価値基準をオープンに共有する仕組みです」と鴇田は話しました。

www.salesforce.com

自社の目標が構造化されていて、それぞれの目標がリンクしているというのです。

メリットの一つとして会議が円滑に進むと話されていました。

打合せ前に参加メンバーのミッションを確認すると

自社のソリューションで会議の参加者のミッションを確認できるとどんなにいいことがあるのでしょうか。なお、ここからは完全な想像です。

まず、参加メンバーが打ち合わせに臨むスタンスがわかります。

それぞれのミッションに対して、打ち合わせのテーマはポジティブなのか、ネガティブなのか。なぜ、ネガティブなのかもわかるかもしれません。

次に、打ち合わせのテーマをどういう切り口で話せば、それぞれのミッションに効果的であるか、事前に考えられます。サポートする資料を準備できるかもしれません。

さらに拡大すれば、参加メンバーの上司の目標もわかるので、どう調整すればいいか、一緒に相談できるかも。

とまあ、お互いのミッションが明確なら、もっとスムーズに話が進みそうです。

どうやって組織の構成員それぞれの目標を、整合性を維持して設計するのか、など興味は広がります。

同社のイベントがあれば、また参加してみます。

で、この個人のミッションというテーマで考えると、こういう方向にも広がります。

個人のミッションとSalesforceを組み合わせるとあの企業が?

「RIZAPは結果にコミットする」でダイエット領域から、ゴルフや英会話にまで拡大する同社が、Salesforceを導入するといいます。

itpro.nikkeibp.co.jp

紹介されている利用シーンは、

顧客は、毎日の食事内容を顧客向けのスマートフォンアプリなどからシステムに入力する。トレーナーや栄養士に相談したいことがあるときは、アプリのチャット機能を使って連絡を取ることができる。

などとあります。

同社のサービスは、顧客のミッション達成を支援するものばかりです。

進捗を管理するためのSFAとは相性がよさそうです。

しかも、入力するのはモチベーションの高い顧客自身なのでデータ収集の負荷も減らせています。合理的に設計されています。

10月からの導入の効果が楽しみです。

 

放課後の一言

透明性の高い組織では、当たり前なのかもしれません。

個人のミッションと組織のミッションをどう整合させるか、大事になっていきそうです。