頭から離れない今月の広告:犬とミントと動物たち(2017年7月)
マーケティング活動の一環として宣伝に関わっているので、世の中の広告が気になる。
というわけで、今月気になった広告を3つ紹介する。なお、個人的な趣味により、交通広告や屋外広告などアナログの領域が中心になりそうだ。
というわけで、日常見かけた広告を紹介していきます。
いろいろな広告を見て、自分がもし宣伝の担当者だったら、どうコミュニケーションをとるかと考えるのはいいトレーニングになります。
d社の広告にs社の犬が登場
実はこの広告を紹介したくて、このコーナーを作ったほどです。
本来、通信キャリアとしては競合になるはずですが、巨大プラットフォーム、ApplePayの上では同じレイヤーに位置付けられるのでしょうか…。
ところで、車両内の中吊り広告はすべてこのシリーズで揃えられています。 なかなか壮観でした。
一方、広告制作上の制限があるのか、説明的な文章は厳しく限定されています。
ApplePayとクレジットカードの関係性がわかっている前提で作られているので、人によっては理解が難しいかもしれません(ぼく自身はAndroidユーザなのでよくわかりません)。
続いて、毎回ユニークな広告で思わる笑ってしまうのが、こちら。
ミントはどこまで集中力を高められるか?
ミントタブレットのFRISKといえば、クスッと笑わせる洒落た広告をよく見かけます。
メッセージは首尾一貫していて、活性化させる存在としてアピールしてします。
今回の広告も、男性が仕事にハマっている姿「時間を忘れる味わい」を描いています。
朝、書類をヤギに食べられても。
午後、猿が隣に腰かけても。
夜、誰がいなくなっても。
近くに3種類のポスターがあったので時間の経過に気づきましたが、単体で見ると気づかないかもしれません。
そのため1枚のポスターで成立するように設計されています。
一方、以前から注目しているのが自動販売機の可能性です。
駅の自動販売機はメディアになるだろうか?
JR東日本のホームで見かける自動販売機のブランド、Acureはさまざまな試みをしかけえいます。
ただの空き缶入れも、動物たちがやってくると。
飲み終えた缶やペットボトルのゴミ箱も、ちょっとした工夫で、なんだか楽しくなります。
自動販売機の横面も使って「naturacure」という一種の世界観を作ろうとしているのかもしれません。
自動販売機がメディアになるか、面白いチャレンジです。
これからも面白い広告を見かけたら紹介します。