マーケター河原塚の放課後ノート

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UZABASEの代表新野さんが教えてくれた「相対化」と「商店化」の技術( 『一流マネージャーの仕事の哲学』の出版記念セミナーで)

前回の『一流マネージャーの仕事の哲学』の出版記念セミナーで西岡氏に「まず口角をあげよう」と教わった - マーケティングがわからない で紹介した著書出版記念セミナーの後半は、西岡さんとともにUZABASEの代表新野さんが登壇した。

UZABASEは「SPEEDA」「NewsPicks」を提供する経済系ベンチャー企業

ご自身のこれまでのキャリアを語った後、西岡さんとともに来場者の質問に答えていった。特に印象的だったのが「相対化」と「商店化」の話だった。

 

www.uzabase.com

苦しい時を乗り越える方法その1「相対化」

新野さんのキャリアは、レストラン経営、商社、外資系、そして企業という流れながら、何度か苦しい時期があったそうです。

しかし、その状況を相対化して乗り越えてきました。
 

例えば、経済的に苦しい時は「年収1000万円もらっている人は数%だ」と、自分の状態を相対的(もしくは客観的)に見ることで「たいした問題じゃない」と考えるそうです。

「泥の中で進む力」には自信があるとまで言っていました。どれほどの修羅場だったのでしょうか。

 

www.carraria.jp

ちょうどTwitterでも、同じような発想のTweetを見かけました。

自分が思っているほど問題はたいしたことがない、と考えれば今の状況を乗り越えられるかもしれません。

 

一方で、この相対化の技術は使いどころを誤ると危険かもしれません。

相対化しすぎて自分の苦しみをスルーしすぎない

はたから見て、たいしたことがないようでも、本人にとって苦しいのは事実です。

世の中にはもっと大変な人がいる、それに比べれば自分はまだマシだ、という発想で立て直せないほど参っている可能性もあります。

そんな時は、自分は参っていてと誰かに話してみてはどうでしょうか。

 

苦しい時を乗り越える方法その2「商店化」

苦しい状況を乗り越える方法をもう一つ教えてくれました。

自分自身を「商店」として働くという考え方です。

新野さんは自らを「新野商店」と定義しました。

となると、社内にいる自分の上司や同僚、部下は、取引先や顧客になります。

そうしてハードな仕事を依頼されても乗り越えてきたそうです。

ただし、新野さんは職場からのフィードバックで「慇懃無礼」と言われたそうなので、こちらもまた注意が必要かもしれません。

 

新野さん、貴重なご経験を教えていただきありがとうございました。