麻婆まぜそばが絶品だった
台湾まぜそばが流行している(ピークは過ぎたか?)。
渋谷周辺でもランチどきに「台湾まぜそば!」の文字を数か所で見かける。
数回試したが、美味しいまぜそばには出会えなかった。
ひたすらに辛いか、個々の味が強すぎる。「まぜそば」ってこんなものかと、自分の中では結論を出していた。
大好きなラーメン屋が新メニューとしてませそばを出していたのを見て、がっかりした。
だが、このまぜそばが超絶うまかった。
台湾まぜそばの共通点は、
- 汁なし
- 太麺が主流
- 辛いひき肉
- 多種類の薬味
ぐらいと思っていたました。
Wikipediaの紹介ともかなり共通しています。
驚いたのが、この箇所です。
台湾料理ではなく、いわゆる名古屋メシの一種だそうです。
もしかしたらこの台湾ミンチが、ぼくの口には合わないのかもしれません。
そもそも台湾まぜそばとは相性が悪いのかもしれません。
ぼくはラーメンが苦手です
実は、ぼくはラーメンが苦手です。
好きなラーメンはサッポロ一番塩ラーメンとカップヌードルのシーフード味の2種類。
つき合いでラーメン屋に入っても、食べるのはチャーハンと餃子だけです。がんばって冷やし中華までです。
しかし、十数年ぶりに家人に勧められて食べたラーメンが滅法美味しくて、その店にだけは月に一度くらい食べにいきます。
魚介を使ったスープが特徴で、香りがよく味が深いです。
ここで出会ったのが「麻婆まぜそば」です。
数量限定「麻婆まぜそば」
メニューには「初めての汁無し麺」というキャッチコピーがあり、流行りに乗って、スープのよさを捨てるなんて、と落胆しました。
でも、この店が単なるまぜそばを出すだろうか?
家人は反対するものの、注文してみました。
(左手前は、最後に残ったソースに絡める「追いメシ」です。)
なぜ、台湾まぜそばではなく、麻婆まぜそばなのだろう?と思いつつ、一口食べました。
お、美味しい、、、。
シンプルな辛さがツンとくる濃厚なミンチが麺とよく絡みます。
いつものラーメンと同じチャーシューやメンマとの相性もバッチリです。
しかも、残ったソースに追いメシを混ぜると、これまた美味でした。
概念は作られ変わるもの
一食のまぜそばで、自分が持っていた「まぜそば」の概念が変わりました。
概念はあくまで概念で、作り手によって様々に変わるわけです。
あまりに美味しかったので、麻婆まぜそばをレビューしました。
美味しさの秘密がわからないので、また食べに行きます。