ブログで劇団ひとりさんや大宮エリーさんのように笑いたい(後編)
これだ!これしかない!。
並べられた10本のアイデアのなかで、1本が際立っている。
選定に関わったみんなが思わず笑ってしまうユーモアがあり、やさしさがあり、わかりやすい。
どんなひとが考えたんだろう?
目次
満場一致のアイデア
宣伝の仕事のなかで、アイデアを選ぶという作業があります。
いわゆる広告主の立場で、広告会社に商品・サービスを説明し、どうやったら価値が伝わるか考えてもらいます。さまざまなアイデアを提示してもらい、これなら伝わるだろう!と一つのアイデアを選ぶのです。
差し戻しといって、一から考え直してもらうこともあります。こちらの説明が足りなかったのではと再度議論をすることもあります。
思考錯誤を繰り返しながら、広告のメッセージは作られていきます。
当時、彼女はCMプランナーとして電通で働いていたのです。
その後、彼女は映画監督や芸術方面など、さまざまな才能を発揮しています。
もはや文化人と言ってもいいかもしれません。
才能のひとつはエッセイになっています。
特に、エッセイの第1作「生きるコント」が好きです。
「生きるヒント」ではなく、コントです。
大宮エリー著「生きるコント」
最初のエッセイ「ビキニ」から圧倒されます。
薬学部だった大宮さんは、薬剤師国家試験の日が、ブラジルのリオのカーニバルの日と知り、試験を受けたくなくてリオに行ってしまうのです。
しかも、夜中にビキニ姿でハーレムを走ったり、落としたチケットを探しまわったりまでします。
思いつきを実行する姿勢は、「ステーキ四時」にもつながります。
打合せ前の緊張をほぐすために、午後の三時半にステーキを食べます。四時から打合せなのに。
ちょっとズレても気にせず、ひたすらに自然体な姿に爆笑させられます。
そして周囲に愛されます。笑いは、愛を集めるのかもしれません。
前々回で紹介した劇団ひとりさんのエッセイとは、自分をさらけだして生きているのが共通点です。
ぼくにはお二人のような笑いのセンスはありませんが、日々の生活から見つけた楽しい話も、ブログで紹介したいと思っています。
次回予告
先日参加した「メディアミートアップ」で考えたことを書くつもりです。
書くかもしれないネタ
- なぜ毎日更新するのが大変だったか?
- どうしたら投稿の負荷を減らせるか?
- なぜブログを更新したいのか?
- そもそも何を書きたいのか?
- モデルとする執筆者はだれか?
- なぜブログのプラットフォームを「はてなブログ」にしたか?
- ブログを30日間続けるヒントをTEDの映像に教わった!
- TVの断捨離番組を家族でみたあとの悲劇…
- ヒット編集者から教わった売れる本の三原則
- ブログのタイトル「マーケティングがわからない」のままでいいのか?
- 映画「ファウンダー ハンバーガー王国のヒミツ」で働く価値観を問う
- ブログは書く?投稿?更新?
- 親子でニュースを読むイベント参加レポート
- メディアミートアップで考えたこと